生活に必要不可欠なワーキングメモリとは?
普段、私たちは会話や読み書き、計算などを何気なく繰り返していますが、それにはワーキングメモリという能力が大きく関わっています。
ワーキングメモリとは、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶し、同時に処理する能力のこと。
私たちの日常生活や学習など、あらゆる行動を支える重要な機能になります。
具体的には、相手のいうことを理解して記憶する、聞かれたことを把握し、自分の考えを伝えるなどが挙げられます。
発達障がいを抱える子どもは、こうした機能が弱いことが多いといわれています。
ワーキングメモリの弱さを理解し、大人が意識を変える
ワーキングメモリの弱さにより指示を忘れる、失くしものが多い、不要な情報処理が苦手なため、行動の切り替えが困難といった課題があります。
しかし、指示どおりに動けない、忘れものなどを繰り返しても、子どもを叱ってばかりはよくありません。
大人が子どものワーキングメモリの情報処理がくいうまくいっていないことを理解し、繰り返し指示を出すなど、適切な援助が必要です。
以下を参考にするのもよいかもしれません。
・視覚的に作業手順を提示
・短い言葉で、簡潔に指示する
・大切な指示は視覚的に文字などでも示す
・学習の流れをパターン化させる
・話を聞くとき、書くときは時間を分ける
遊びながらワーキングメモリを鍛える方法
ワーキングメモリを鍛える遊びとしては、しりとりや後出しジャンケン、逆さ言葉などがあります。
たとえば逆さ言葉は、まずは「いぬ」といった短い言葉を「ぬい」と逆から読み、子どもになんの言葉か当ててもらいます。
その後、徐々に長い言葉にして難しくしていきます。
ほかにも目で見たとおりに身体を動かす運動など、遊びのなかで楽しく鍛えられる方法があります。
少しずつ難易度を上げていき、自然と鍛えられることが理想です。
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