まずはさらっこの自己紹介。児童指導員を経てブロガーに

さらっこについて

人生初のブログに挑戦します!

はじめまして。さらっこです。
今日から人生初のブログに挑戦します。

本ブログは障がいをもつ子どもの保護者をはじめ、関連施設で働く職員、就職希望者に向けて「子どもの発達障がい」について情報を発信します。

わたしは大学を卒業してから10年間、学童保育や障がい者支援施設で指導員として働いてきました。もとから子どもがすきで、学生時代から学童保育でアルバイトをしていました。こうした経験から、子どもたちの成長を見守れることに魅力を感じ、卒業後も彼らと深く関わっていきたいと就職を決めました。

学童保育は両親が共働き、母子家庭・父子家庭などの理由から、子どもが自宅で1人で過ごさなければならない場合に、児童を預かり保育する施設。こちらでは健常児が中心でしたが、自閉症やADHDのほか、まだ障がいと認定されていないグレーゾーンと呼ばれる発達障がいをもち、支援級に属している子どももいました。

学童保育から障がい者支援施設に転職した理由

とてもやりがいのある職場でしたが、健常児のなかで集団行動に苦しむ子どもの姿を目にすると、療育の観点でサポートできないもどかしさや、自身の対応力のなさを痛感しました。そうした生きづらさを感じる子どもの力になれるようもっと勉強したいと思い、障がい者支援施設に転職しました。

こちらは障がいをもった子ども(小学1年生~高校3年生)を対象に、放課後や休日に、コミュニケーションスキルや、ソーシャルスキルの向上をめざしたトレーニングを提供。療育が中心の施設で、障がいの種類や程度はアスペルガー症候群、知的障がい、広汎性発達障がい、ダウン症、ウィリアムズ症候群などさまざまです。
※いずれも施設によって対象年齢は異なります。

どちらの施設もかわいい子どもたちに囲まれたのしく過ごす一方で、悔しい思いから涙を流すこと、悩むことも多々ありました。しかし、それでも指導員の仕事を続けられたのは、子どもたちに支えられてきたからです。純粋で素直な心に癒され、がんばる姿に励まされました。わずかでも成長を感じられたときには、大変だったことも忘れられるほど、大きな喜びを感じました。

現在は家庭の事情により現場を離れていますが、こうした間にもなにかお役に立てることはないかと考え、今回ブログを開設。これまでの経験や知識を共有することで、少しでも悩みを抱える方の心に寄り添えれば幸いです。

「発達障がい」という表現は使いたくない

世間では「発達障がい」という表現が一般的ですが、個人的には「発達課題」と呼んでいます。わたしにとって発達障がいという言葉は、胸に突き刺さる表現でなにか違和感を覚えました。実際に子どもたちとかかわるなかで障がいというより、発達過程での「課題」ではないかと感じ、個人的に表現を改めています。そのため本ブログでも可能な限り「発達課題」と表現させていただきます。

ベテランの方に比べ、わたしは人生経験・職務経験が浅く知識も乏しいかもしれません。そうしたときはコメント欄などでアドバイスをいただいたり、意見を交換したりすることで、保護者の皆さんとともに学んでいけたらと思います。

また、初めてのブログのため更新するスピードも遅くなると思いますが、大切に記録していきます。何卒よろしくお願いいたします。

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